CHiLO-Speechマニュアル
CHiBi-CHiLOマニュアルGitHubCCC-TIES
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  • Step1:ナレーションを記述
    • 1.ナレーション原稿の記述
    • 2.ブックタイトルの設定
    • 3.パワーポイントの保存
    • [参考] 音声合成用テキストの仕様
  • Step2:CHiBi-CHiLO登録データの入手
    • 1.CHiBi-CHiLO登録データの入手
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  • Step3:CHiBi-CHiLOに登録
    • 1.CHiBi-CHiLOに登録
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このページ内
  • ■ 設定項目一覧
  • - 音声合成ビデオの書き出し設定
  • - CHiBi-CHiLOの教材設定
  • ■ ナレーションスクリプト
  • - 無音区間(息継ぎ)
  • - 読み
  • - アクセント
  • -話す速度
  • -指定の組み合わせ
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  1. Step1:ナレーションを記述

[参考] 音声合成用テキストの仕様

音声合成の設定やCHiBi-CHiLOの設定を変更する場合は,以下のようにテキストを作成してください.

■ 設定項目一覧

CHiBi-CHiLOで使用する音声合成では以下の設定ができます.記述は設定項目名:設定値の形式で行います.

継続利用がtrueとなっている設定項目についてはノートに設定を記載したスライド以降のページにも設定が適用されます.

- 音声合成ビデオの書き出し設定

設定項目名
説明
初期値
設定値記入例
継続利用

Delay

先頭の無音区間(秒,浮動少数)

1.0

Delay:1.25

true

Pad

末尾の無音区間(秒,浮動小数)

1.0

Pad:1.25

true

Fade

フェードイン・フェードアウトの時間(秒,浮動小数)

0

Fade:1.0

true

Voice

合成音声の話者の指定。 Takumiは男性声、KazuhaまたはTomokoは女性声となる。

Takumi

Voice:Kazuha

true

SampleRate

音声のサンプリングレートを指定

22050

SampleRate:44100

true

- CHiBi-CHiLOの教材設定

設定項目名
説明
初期値
設定値記入例
継続利用

Topic(必須)

トピックのタイトル

(なし)

Topic:VUCA時代に求められている学び

false

Language

言語。指定しなかった場合は、jaとなる。

ja

Language:en

true

CreatedAt

作成日時。 指定しなかった場合は、PowerPointの作成日時が適用される。

(なし)

CreatedAt:2015-02-16T00:00:00

true

UpdatedAt

更新日時 指定しなかった場合は、PowerPointの更新日時が適用される。

(なし)

UpdatedAt:2015-02-16T00:00:00

true

Keywords

トピックのキーワード。 半角のカンマ(,)区切りで複数記述可。

(なし)

Keywords:Keyword1, Keyword2, Keyword3

false

BookKeywords

ブックのキーワード。 半角のカンマ(,)区切りで複数記述可。

通常,最初のスライドに書いておけば問題ないが,複数のスライドに記載した場合は,その全てがブックに反映される。

(なし)

BookKeywords: keyword1, keyword2, keyword3

License

(なし)

License:CC-BY-4.0

true

■ ナレーションスクリプト

合成音声の調整にはSSMLタグとSpeech Markdownに対応しています.

以下、よく使うタグを紹介します.

- 無音区間(息継ぎ)

スクリプトエリアのテキストで無音区間(息継ぎ)を追加したい部分に、以下のタグを挿入します.

SSML

既存のLMSをカスタマイズすることなく<break time="0.2s"/>容易に追加機能として提供することができます.
既存のLMSをカスタマイズすることなく<break time="1s"/>容易に追加機能として提供することができます.

Speech Markdown

既存のLMSをカスタマイズすることなく[break:"0.2s"]容易に追加機能として提供することができます.
既存のLMSをカスタマイズすることなく[break:"1s"]容易に追加機能として提供することができます.

- 読み

単語の読みは以下のいずれかの方法で指定します. ※ テキストの中にSSMLとSpeech Markdownの両方のタグが混在していても問題ありません.

SSML

<phoneme type="ruby" ph="にっぽんばし">日本橋</phoneme>
<phoneme type="ruby" ph="かれし">彼氏</phoneme>

Speech Markdown

(日本橋)[ruby:"にっぽんばし"] 
(彼氏)[ruby:"かれし"] 

- アクセント

単語のアクセントの位置を変える場合は,以下のいずれかの方法で,アクセントの箇所に半角のアポストロフィを追加します(最大1箇所まで).

SSML

<phoneme alphabet="x-amazon-pron-kana" ph="ニッポ'ンバシ">日本橋</phoneme>
<phoneme alphabet="x-amazon-pron-kana" ph="カ'レシ">彼氏</phoneme>

Speech Markdown

(日本橋)[kana:"ニッポ'ンバシ"] 
(彼氏)[kana:"カ'レシ"] 

複数の箇所にアクセントを入れたい場合は,単語を半角スペースで区切るか,別々のタグで囲んでください.

SSML

<phoneme alphabet="x-amazon-pron-kana" ph="バ'ス ガスバ'クハツ">バスガス爆発</phoneme>.
<phoneme alphabet="x-amazon-pron-kana" ph="バ'ス">バス</phoneme><phoneme alphabet="x-amazon-pron-kana" ph="ガスバ'クハツ">ガス爆発</phoneme>.

Speech Markdown

(バスガス爆発)[kana:"バ'ス ガスバ'クハツ"].
(バス)[kana:"バ'ス"](ガス爆発)[kana:"ガスバ'クハツ"].

-話す速度

単語などの話す速度を調整したい場合は,以下のように,速度を指定します. 速度は,遅い順から x-slow,slow,medium,fast,x-fast を指定できます.

SSML

<prosody rate="slow">日本橋</prosody> 

Speech Markdown

(日本橋)[rate:"slow"] 

-指定の組み合わせ

SSMLで読み,アクセントと話す速度の指定を組み合わせる場合は,以下のようにSSMLタグを入れ子構造にします.

<prosody rate="slow">
 <phoneme alphabet="x-amazon-pron-kana" ph="ニッポ'ンバシ">日本橋</phoneme>
</prosody>

読みまたはアクセント→話す速度の順番でタグを入れると,エラーが発生します.

上記のように,話す速度→読みまたはアクセントの順番で記載タグを入れてください.

Speech Markdownの場合は以下のように;で区切って指定します.こちらは,アクセント→話す速度の順番で指定しても問題ありません.

(日本橋)[rate:"slow";kana:"ニッポ'ンバシ"]
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最終更新 1 年前

トピックのライセンス。 の"Identifier"の書き方に沿って記述する。

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ビデオの先頭と末尾に無音区間を追加したい場合はのDelayとPadがおすすめです.

サポートされている SSML タグ - Amazon Polly
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